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ファームジョブについて知っておくべき7つのこと

目次

ファームジョブってなに?

オーストラリアのワーキングホリデー保持者は、指定労働先で88日間以上の就労をし、その証明を提出することによって『セカンドワーキングホリデービザ』を申請でき、受理されればさらに1年間滞在することが可能です。

セカンドビザを更に延長させたい人は、半年間の就労を証明することで『サードビザ』を取得する事もできます。

そして、その指定労働先の多くがファームジョブ(農業仕事)となり、『ビザ延長』という理由だけではなく、日本ではできないような経験ができるという点も含め、ワーキングホリデーに来たならぜひ一度は挑戦して欲しい事の1つです。

通年ファームジョブを探しているワーホリの子たちは多く、なかなか探すのが難しいとゆうのが事実。そして良いファームに巡り合うのもなかなか難しい。

今回は、みんなが気になるファームジョブを見つける上でファームジョブを見つける上で必ず知っておくべき7つのアドバイスを伝えたいと思います!

⒈ ファーム探しは友人に聞くのが良い

まず最初に知っておくべき事は『探し方』です。探し方はさまざまありますが、1番のオススメは友人から教えてもらうという方法。

『聞きたいけど教えてもらう友達がいない!』とゆう人は、バックパッカーに滞在した際に頑張って友達を作ってみよう!!(友達をつくる良いチャンス) 

だって友人からの口コミが一番信頼できるから。

わたしの人生初ファームジョブも、友人から教えてもらった場所でした。事前に友人の経験談も聞けたし、大きいファームだったので悪徳ファームじゃないと安心もできた。

その他の探し方は下記の通り。

ワーキングホステルに滞在する方法ですが、ワーキングホステルがどこにあるのかも上記のサイトやネットにて調べる事が出来ます。

日本人向けのクラシファイドで見つけた場合は、日本語対応の場合も稀にありますが基本的には英語での対応になるので頑張ろう!


⒉ ファーム中はどこに住むの?

 ファームジョブを見つけられても、どこに住むんだらいいの?と思いますよね。住む場所の候補としては、

  • バックパッカー
  • シェアハウス
  • キャンプサイト 

などが主流です。

仕事の詳細と共に、シェアハウスありなどの条件も多いかと思います。
場所によってはキャンプサイトにテント泊/車中泊なんて事も珍しくありません。

シェアハウスやバックパッカーなども日本のように清潔ではない場所が多いので期待はしすぎずに。

わたしの初ファームジョブステイは、山奥のバックパッカーで計25人くらいと共同生活。そこは電波もWi-Fiもなければ、飲み水は外のタンクに汲みに行ったりソーラーパネルで電気を補給しているので電気も最小限。電子レンジもない。笑

一番近いスーパーは車で1時間半かかったので買い出しは2週間に1回と結構過酷にきこえますが、実際はそれが楽しかったです!

電波がない家に住むなんて人生で初めてで不安だったけど、iPhoneやパソコンが使えない分とにかくみんなと話した。カードゲームをしたりパーティーしたり、何もないはずなのにとっても楽しかった。みんなとの距離もすぐに縮まってまるでファミリーのように。

わたしにとってそこでの『何もない生活』は人生のターニングポイントになったんじゃないかな?と思えるぐらい貴重な経験となった。

日本では絶対に経験出来ないような経験ができるのがファームジョブ!

初めての経験で戸惑う事も多いし、不便も多いけどもそれ以上に素敵な経験があるかもしれないので是非みなさんも諦めずファームステイならではの生活を楽しんでみてね!

⒊ お仕事の内容は?

ファームジョブの多くは、『ピッキング』『パッキング』『プランティング』の仕事になります。その他にも、職種は様々ありますが多くのワーホリワーカーはこの3つがメインかつ仕事も見つけやすいと思います。

ピッキングとは、主に野菜やフルーツなどの収穫作業のこと。
わたしはブルーベリーやチェリー、ナスやミニトマトの収穫を経験しましたがブルーベリーとチェリーの収穫がオススメです。

体力と集中力との戦いですが、慣れてくれば収穫しやすく楽しかったです!注意しなければいけないのは、ピッキング作業は屋外での仕事が主なので、日焼けや虫刺され、早朝の仕事が多いのと天候に左右される事も多いです。

パッキングとは、収穫した野菜やフルーツをパックに詰めたりソーティング(分別)したりする作業のことです。わたしはチェリーとサラダファクトリーにて野菜のパッキングを経験しました。

パッキングは、屋内作業なので屋外での仕事が苦手な方にはオススメ。圧倒的に女の子が多いです。わたしは外で動いていたいタイプなのでパッキングは少し退屈でした。

プランティングとは、苗を植える作業のこと。わたしは経験がないので分かりませんが、慣れれば簡単な作業だと聞きました。

⒋ お給料について

みんなが気になるお給料について!
大きく分けて、『歩合制』と『時給制』になります。

給料日は、大体のファームが1週間ごとまたは2週間ごとです。

ピッキング作業に多いのが歩合制。つまり取れ高分でお給料が決まるということ。なので体力と自分次第。
野菜やフルーツによって歩合制の方が稼げる場合、または時給制の方が決まった分稼げるので安心という場合があります。

例えば、わたしが経験したタスマニアのチェリーについて。パッキングの時給制の仕事は、ピッキングの仕事よりも働ける期間が長かったので、日数を稼ぎたい人には良かったなと思います。

ピッキングの歩合制の仕事は、短期間(約1ヶ月弱)でしたがみんな稼いでいました。自分次第なので個人差がありますが、短期間で稼ぎたい人にはピッキングがオススメです。



⒌ ファームの種類

農業、ファクトリー、ホスピタリティーなど。地域によってはホスピタリティーが88 Daysにカウントされる場所も。
そして、『大手の大きいファーム』もしくは『個人経営の小さなファーム』の2つに分けられます。

わたしはどちらも経験しましたが、初めてのファームジョブでオススメしたいのは大手の大きいファームです。大手ですので違法/悪徳ファームではないし、組織がオーガナイズされていて仕事内容やお給料、スタッフや作物もちゃんと管理されています。そして、セカンド&サードに必要な日数をしっかり稼ぐことが出来ます。

個人経営の小さなファームやアジア人が斡旋しているファームにはブラックが多いと良く聞きます。最低賃金を下回っている事やビザ延長の日数をカウントしてくれないなど。初めてのファームジョブでは不安な事も多いと思いますが、何か引っかかる事やおかしいなと思う事があればしっかり確認してみて下さい。

個人経営の小さなファームはだめ!というわけではなく、1番は、働く前にしっかり確認しておくことが大切かと思います。

政府が指定している地域88 Daysをカウントしてくれる地域)かそうでないかも必ずチェックしてね!

⒍ ベストシーズン

ファームジョブに行くタイミングは大事!と思っているわたし。時期によっては全く仕事がない、、という場合もあるので気をつけよう。

わたしが思うベストシーズンはズバリ9月前後!!9月からブルーベリーシーズンが始まり、その前後はベリー系の仕事も多いです。ブルーベリーが有名な地域はNSW州。

そしてブルーベリーのシーズンが終わる頃にはチェリーのシーズンが始まるのでファームをはしご出来たらラッキー。チェリーが有名な地域はVIC州とタスマニア。

タスマニアは『Australian Dream』と言われているくらいチェリーで稼げることが有名ですが、シーズンや個人差があるので絶対とは言えませんがオススメです。

様々なファームジョブを経験しましたが、その中でもブルーベリーとチェリーは比較的仕事内容も楽しかったし、おススメ!

9月前後がオススメ!と言いましたが、通年を通してファームジョブがあるのがオーストラリア。例えば、閑散期の寒い時期(4-8月)は温暖な気候のQLD州などでは仕事があったり。

9月前後、QLD州からブルーベリーシーズンを求めてNSW州へ。11月半ば、ブルーベリーシーズンを終えてNSW州からVIC州/タスマニアへ南下、という感じでまるで『ワーホリ大移動』のような流れがありました。

ファームジョブをしているうちに、周りから情報がたくさん入って来るともうので、色んな人とコミュニケーションを取ってみてね!

⒎ 予定通りにはいかない

ファームジョブは予定通りにいきません。

88 Daysといっても毎日仕事があるか分からないし、仕事がずっとあるかも保証がありません。天候に左右される事や労働時間の変更なども。

なので余裕を持って計画することをオススメします。

そして、期待しないこと。少々の我慢。仕事があると言われて行ったのに、まだ仕事がなくて待たされた。なんて事はしょっちゅうありました。笑

88 Daysは約3ヶ月ですが、大体4-5ヶ月間みていた方が良いかもしれません。

わたしは9月のブルーベリーからはじめて、チェリー、サラダファクトリーと約5ヶ月ファームジョブをしてやっと88 Daysをゲット。

『予定通りにいかない』事が多く、その度にどう対応するかどう行動するかなど、対応能力&サバイバル力がつき結果、とっても良い経験になりました。

以上、今回は『ファームジョブについて知っておくべき7つのこと』をお伝えしました!基本的な事はお伝え出来たのですが、わたしが経験したことでこれを知っておいたら助かる!という事がまだいくつかあるので、次回はそちらをシェアしたいと思っています☺︎

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回の記事もお楽しみに! 

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