留学したい!でも、現地で仕事が見つかるのか不安…という人も多いのではないでしょうか?
わたしもオーストラリアに来る前は、そんな不安な思いを抱えていました。
例えば、日本でカフェで働いていたことがある人は現地のローカルカフェのバリスタ、アパレル業界で働いていた人はローカルブランドのショップ店員、
美容師経験のある人は現地のビューティサロンやコスメティックストアのスタッフとして働くなど、
すでに、日本で培ってきた仕事経験をオーストラリアでもどんどん活かしていきたいですよね😊
この記事では、仕事探しのエキスパートであるスペイン出身のオスカー(Oscar Fermosel)と、長期留学経験者であるYouTOOProjectのスタッフが、自身の経験をもとに、海外で仕事探しを成功させるためのコツ、だれも教えてくれないような裏技を教えちゃいます♪
留学先できちんと仕事が見つかれば、あなたの留学生活はより充実したものになりますよ👍
早速、はじめていきましょう!!!
まずは、オスカーの自己紹介😉
わたしは、組織心理学者(昔でいうところの人事マネジメントのスペシャリスト)です。
スペインとシドニーで5年以上働いた経験、また心理学者として培った知識と経験から、「人は管理されるべき資源ではない」という考えを強く持ち、だからこそ、人とその育成に重きを置いたプロジェクトに常に関わりたいと考えてきました。
「人間は、分かち合うこと、情報やスキルを共有し合うことで成長する」という信じています。だからこそ、こちらの記事では、これから留学されるみなさんが、現地での仕事探しを成功させることができるよう、わたし自身の経験をもとに、履歴書やカバーレターの書き方から、効果的な仕事探し方、面接の準備と対応、新しい仕事をスタートしてからの数日間まで、あなたに必要な様々な情報をお届けします😊
準備はいいですか?
こちらの記事で紹介する仕事をゲットするための10のコツ、1つも見逃さないでくださいね☝️
- どんな自分になりたいのかを自問自答
留学がはじめての海外生活!という人、はたまた、海外経験は豊富で、留学経験もある!という人、さまざまかと思います。英語力が低い人でも高い人でも、留学をする上で共通しているのは、「自己啓発が目的である」ということ。そして、それは同じ目的でも、到達地点は人それぞれ。例えば、「海外旅行に行ったときに難なく英会話をこなせるようになりたい」、「将来、海外で活躍できるようにビジネスの場面でも英語を話せるようになりたい」、「ネイティブイングリッシュスピーカーのように英語がペラペラになりたい」など、どれだけの英語力を身につけたいかという目標もこのように違ってきます。
また、留学中は、学業のみに集中したいという人もいれば、学業と仕事を両立しながら留学生活を送りたいという人もいます。仕事には挑戦したいけれども、学業もがんばりたい!という人には、学業と両立しやすい、週3などのカジュアルな仕事、学業もがんばりたいけど、バリバリ働いて稼ぎたい!という人には、週5でしっかりシフトが入れる仕事が良いなど、自分にとってどのような働き方が理想的なのかを考えるのもよいかもしれません。
日本での仕事経験を活かした専門分野で働きたいなら、今の自分にはなにが足りないのか、なにが必要なのかを考えてみましょう。たとえば、日本でのカフェで働いていた経験を活かして、ローカルのカフェでバリスタとして働きたいのなら、まずは、中上級、できれば上級の英語力が必要。じゃあ、最初は、語学学校に通いながら、ウェイター・ウェイトレスのポジションからスタートし、徐々にステップアップする!など、まずは、明確な目標、方向性を持つことで、目標を達成するために、何をするべきなのかが見えてくるはずです。
コツ① 目標を明確にする!
留学生活をする上で、最終的にどんな自分になっていたいのかを想像してみてください😉
例:日本での接客業の経験を活かして、オーストラリアの5つ星ホテルの受付で働くことが目標。最初は、英語力が足りないから、ホテルのハウスキーピング(クリーナー)として働き、英語力がだんだんと上がってきた時に、ホテルのマネージャーに話をして、受付のポジションをゲットする。
- 仕事探しの手段・仕組みを理解する
海外で仕事を探すには、どのような手段があるのか、効率的な方法はどれなのかを理解しましょう。
仕事情報は、あちこちに溢れ返っています。例えば、オンラインの求人サイト、学校の友だちからの情報など、どこから情報を得ることができるのかを知っておくことはとても大切です。海外で外国人として生活する中での仕事探しでは、人と人とのネットワークから得られる最新の情報が鍵🗝となります。
最初に通う学校でなるべくたくさんの友だちを作り、しっかりとネットワークを張っておくことで、いろいろな仕事情報が入手できます😊
最も人気のある求人サイトはどこか、新しい求人はどれくらいの頻度で出てくるのか、オンライン上で応募するのがよいのか、直接働きたい企業に行って履歴書を渡したほうがいいのか、これらは希望する職種によって、変わってきます。
コツ② どのように仕事を探し、応募するのか戦略を立てる
例:接客業の仕事を探したい。学校が始まる前の隙間時間に、求人サイトに掲載された新着求人をすべてチェック!、気になる求人があれば即応募!他と見比べるために、保存なんてしておいてたら、チャンスは逃します💦または、夕方、バーやレストランが忙しくなる前に、直接足を運んで履歴書を渡し、マネージャーと話をする。また、自分が興味のある分野に関するイベントやミートアップ、ボランティア活動に参加し、情報収集。
- ライバルと差をつけ、チャンスをものにする
あなたが働きたいポジションに応募しているのは、あなただけではありません。特に人気の職業では、競争率も激しくなります。そこで、ライバルたちにどうやって差をつけるのか…。
マネージャーがあなたに興味を持ち、この人ともっと話してみたい!と思ってもらえるように、興味を引くことができる履歴書の作成が必要です。
また1分間という短い時間で自分を売り込むスキルも必要です。面接してもらえるチャンスを増やしたいのであれば、1分間で自己紹介ができる練習をしておきましょう☝️
履歴書をもっと魅力的にするには?わたしを紹介してくれる知り合いや友だちはいるのか?カバーレターは必要なのか?求人に応募する方法は1つだけではありません。
一般的なテンプレートを利用して作成された、他の人と代り映えの無い同じような履歴書を、オンラインの求人サイトから応募する人がほとんどです。ライバルと差をつけるには、ひと際目を引く魅力的な履歴書を作成し、カバーレター(マネージャーへの手紙)でなぜその企業で働きたいのかをしっかりと伝え、自分自身を他のライバルたちと差別化することが重要です。
コツ③:作成した履歴書を添削してもらう
語学学校の放課後にあるワークショップ(履歴書の書き方などをアドバイスしてくれる時間)に参加したり、先生にお願いすれば履歴書を添削してくれるはずです。そして、カバーレターを必ず用意しましょう。履歴書だけではなく、カバレターを添えることで、本当にこの企業で働きたいんです!という熱意を伝えることができます。常に一歩踏み出す積極的な姿勢を持ちましょう。
例:定期的に履歴書とカバーレターの内容やデザインを更新。求人広告に電話番号が記載されている場合には、電話で直接応募するのもとても効果的。
- 企業ではなく、人とつながる!
求人広告を掲載する裏側には、企業やビジネスが存在するだけではなく、その求人広告を掲載するために時間をかけた人、時間をかけてあなたの履歴書を評価してくれた人がいることを、応募する側のわたしたちは忘れがちです。先ほどのアドバイスと同じように、ライバルに差をつけるには、可能な限りその採用担当者に直接コンタクトを取ることが重要です。
オンラインやメールで履歴書を送ったり、求人サイトでプロフィールを共有するだけでなく、直接企業に足を運び、マネージャーと話す、電話でコンタクトをとるなど、積極的にコミュニケーションをとる姿勢を見せれば、ライバルよりも一歩先を行くことができるのです。
コツ④ 電話で直接コンタクトをとる!
求人広告に記載されている電話番号に直接電話をかけて、仕事をゲットできることもあり。応募先の企業のマネージャーの電話番号が記載されている事もあり、上部の人と電話で直接話をすることで、面接の機会をもらうことができる場合もあります。
- なかなか仕事が見つからない…。めげずに、何度もトライする!
これは最もシンプルで分かりやすいアドバイスだと思いますが、何度、履歴書を配っても返事がなかったり、面接にことごとく落ちてしまったり…だれでも落ち込んでしまいますよね😢
すべてがとんとん拍子にうまくいき、わずか数日で仕事がゲットできた!なんてこともありますが、仕事探しに苦戦していると、ポジティブになるのは難しいのが現実。そんなとき、わたしが自分に言い聞かせていた言葉があります。それは、「何度失敗しても、挑戦することに限界はない!」という言葉。苦労してやっと見つけた仕事なら、そこで働けることにより感謝し、一生懸命働こう!と思えるはず😀
仕事探しをする上で、数えきれないほどの求人に応募したのに何の反応もない、一次面接まではこぎつけられたけれども、その後何の連絡もない、企業に直接アプローチしたら「ありがとう、でも今は採用する気はない。」と言われてしまった、なんてこともあります。失敗は成功の元。試行錯誤するうちに、どうすれば魅力的な履歴書が書けるのか、面接ではどんな質問をされるのか、どう受け答えをすれば効果的なのかなどを、たくさんの失敗から学び、次に活かすことができます。仕事探しは、短距離走というよりもマラソンのようなものなので、上り坂で挫折しないように気をつけましょう。結果がどうであれ、目標に向かって全力を尽くすことに意味があります。それが失敗に終わったとしても、その失敗から必ずなにか学びがあるはずです。
コツ⑤ 何度もチャレンジする!
直接レストランに行き、履歴書を渡すと、履歴書は受け取ってもらえるけれど、その後、連絡がもらえないことがよくあります。それを「NO」と受け取る人が多いかもしれませんが、働きたいレストランに定期的に履歴書を持って行き、何度もチャレンジすることで、そこのオーナーに気に入られ、4回目のチャレンジでその仕事をゲットすることができた👍という方もいます!
要するに、自分が相手の反応をどう受け取るのかも、仕事探しをする上では大切になるということですね!
- 面接の準備は入念に!
ここまで読んでくださったみなさんは、すでに、海外での仕事探しが骨の折れる作業であることはわかっていただけたことでしょう。だからこそ、ようやく待ちに待った面接のチャンスをゲットした時には、しっかりと事前準備をしておきましょう😉
まずは、ウェブサイトなどで、応募先の企業の情報、例えば、何をやっている企業なのか、どんな歴史があるのか、その企業の価値観はなんなのか、などをしっかりと情報収集しましょう。その会社について理解した上で面接に臨めば、面接の際、スムーズに受け答えができるはずです。
コツ⑥ 応募先の企業について下調べをしておく!
面接で最もよく聞かれる典型的な質問のひとつは、「弊社について何を知っていますか?」。個人的には、企業を紹する橋渡しとして、また、面接官が、あなたがその企業についてきちんと下調べをしてきたのかどうか、本当に興味を示しているのかどうかを確認するためにも、必ず聞かれる質問です。
- 自分のことをよく知る
「あなたの最大の強みは何ですか?」と聞かれたとき、瞬時に返答できる人がどれだけいるでしょうか?自分のことをよく知る、なんだか簡単そうに聞こえますが、実際にはとても難しいことです。「自分自身を一人の人間として特徴づけるものはなにか?」と考えたとき、自分自身のことを、思っていた以上に理解できていないことに驚くことでしょう。面接準備の際に、応募先の企業について事前にしっかりとリサーチしておくことは、すでにお話ししましたが、自分自身の今までの人生、なにを学んできたのか、どんな経験をしてきたのか、自分がどんな人間なのか、自分自身をきちんと理解するために時間を費やしてみましょう。
あなたの今までの職務経験について、簡潔に、かつ魅力的に伝える練習をしてみてください。よく聞かれる質問はこちら👇
- この職種に応募した理由は何ですか?
- 働く上で会社に求めるものは何ですか?
- 前職を退職した理由は何ですか?
- 働く上で、最大のチャレンジだったことを教えてください。
- なぜ日本ではなく、オーストラリアで働こうと思ったのですか?
- 希望の給与額(時給)はいくらですか?
これらは、迷うことなく、瞬時に答えられるようにしなければならない質問のほんの一部です。好印象を与えるチャンスは一度きりなので、自分がその企業に貢献できるすべての価値を簡潔に、かつ魅力的にアピールできるようにしましょう😊
コツ⑦ 自己紹介を1分間でできるように練習する!
特に面接の冒頭で最もよく聞かれる質問の一つに、「自己紹介も含めて、あなた自身について少し話していただけますか?」というものです。これは面接の最初に好印象を与えるために、あなたが自分に自信を持っていること、その企業が求める理想的な候補者になるために必要な知識やスキルを持っていること、あなたの職業経験がその企業と一致することを面接官に見てもらうための絶好のチャンスです。
自分自身についての話を完璧にするために、台本のようなものを用意し、鏡の前や友だちにお願いをして練習をしてみてください。大切なのは、自然に聞こえるようにすること、そして、聞いている人にあなたを採用することでどんな付加価値が得られるのかを伝えることです。
- 聞かれた質問に対して、的を得た回答をする
自分をアピールしたいがために、聞かれた質問に対して必要以上に回答してしまう、そんな経験はありませんか?面接の時間は限られています。面接官が十分な情報を得た上で、あなたを採用するのかどうかを判断できるように、一つの質問に時間をかけて答えるのではなく、なるべく多くの質問に簡潔、かつ魅力的に回答することが重要です。時間管理は非常に大切ですので、一つの質問にだらだら長く答えることは避けましょう。
会話の流れや投げかけられる質問から、面接官があなたの何を知りたいのかを読み取れるよう心がけましょう。面接官との会話からこのような面接官が何を求めているのかを読み取れるようになるのは非常に難しいのですが、何度も練習を重ね、面接官の立場に立って考えてみると効果的です。
コツ⑧ YES、NOの後に理由付け!
面接では、必ずと言っていいほど、同じ職種での経験があるのかどうかを聞かれます。答えは、単純にYESかNOですよね。でも実際には、YESの場合は、「その経験について教えてください。」、NOの場合には、「未経験でも、あなたがこの仕事ができると思う理由を教えてください。」というのが根底にある質問です。単純にYESかNOで答えるのではなく、あなたが理想的な候補者であるということを面接官に納得してもらえるように、理由付けをして答えることが重要です😉
- 質問する機会を持つ
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた経験はありませんか?その時、あなたはどのように答えましたか?一刻も早く、緊張感漂う面接の場から抜け出すために、「質問はありません。」と答えて、面接を終わらせたいところ…。しかし、ここでもうひと踏ん張り!一歩先を行くことで、他のライバルたちと大きな差をつけることができます。その企業に関して、なにかひとつでも良いので質問を投げかけましょう。そうすることで、面接官にあなたが持つその企業への興味や関心を示すことができます。
質問の例はこちら👇
- 選考の次のステップはなんですか?
- この企業で働いた場合の普段の一日はどのようなスケジュールでしょうか?
- この企業で働く上で何が一番魅力的だと感じていますか?
- 長期的にこのポジションに期待することは何ですか?
少なくともひとつは質問してみましょう☝️
コツ⑨ 面接官への質問!
面接の最後に、そのポジションへのあなたの適合性について、あなたに対しての疑問や感想があるかどうかを面接官に聞くのも効果的です。この質問によって、面接官の疑念が何であるかを知り、それを解決したり、面接官の疑念を改善するための追加情報を会話の終わりまでに提供することができます。あなたがそのポジションに最適な候補者なのかどうか、面接官に疑念を抱かせたままにしておくことは絶対に避けましょう☝️
- 選考の次のステップを明確にする
前にも述べたように、面接の最後に質問をするのをためらってしまうのはわかりますが、選考の次のステップを明確にすることは不可欠です。面接官から直接教えてくれない場合は、自分からこの質問をする必要があります。
電話は1週間後にかかってくるのか?二次面接のために準備する必要があるのか?プロセスがどのように進んでいるかを確認するために、その企業に電話をする必要があるのか?このような疑問は、面接官に質問をすることで、きちんと解決しておきましょう。その企業での選考プロセスがどのように機能しているのかが明確であれば、面接官がきちんと回答してくれるはずです😊
コツ⑩ 面接の選考プロセスの確認!
参加した面接の選考プロセスのタイムテーブル(合否がわかるまでにどのくらいの時間がかかるのか)を把握しておくことで、先方からの連絡が遅れた場合に、担当者に連絡することができたり、自分の応募に興味がなくなったのではないか、と心配する必要がなくなります。また、二次面接の可能性などを把握していれば、事前にきちんと準備することができます。
留学先で仕事をゲットするための10のコツ!いかがでしたか?
ここまで読み終わったみなさん、おめでとうございます!あなたは海外での仕事探しについて、とても詳しくなっているはず😀
より充実した、ワンランク上の留学生活を送るためにも、仕事はとても重要です。海外で働くことで、英語力の向上はもちろん、日本とは違った働き方を知れたり、外国人と一緒に働く経験、海外での職務経験を積むことで、将来の選択肢がより広がっていきます。
留学する際は、是非この仕事をゲットするための10のコツ!を活用して仕事探しのプランを立ててみてくださいね☝️
どのようなWebサイトを使ったらいいかなどは、YouTOOProjectの現地バディが到着後、案内させていただきます!YouTOOProjectに問い合わせ