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SYDNEYガイド

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SYDNEYガイド

オーストラリアといえば何を思い浮かべますか?コアラ、カンガルー、世界遺産のオペラハウス・・・あとは、シドニーも有名ですよね!約500万人の人口がいる名前がよく知られたオーストラリアの中の大都市で、ニューサウスウェールズ州の州都です。

シドニーはどんな都市?

◎ 世界の中でも綺麗なビーチで有名な都市の一つ、なんと、ビーチの数は100カ所以上あります!サーフィン、シュノーケリング、バーベキューでリラックスしたり、ハイキング、ブランチミーティング(朝ご飯を食べながらミーティング)、カフェ巡りなど、日常の中に楽しみや、やってみたいことが溢れています!好きなアクティビティがたくさん見つけられる環境です。

◎ 求人の数が多く、留学生にとっても仕事が見つけやすい街です。到着して間もなく英語が話せなくても見つけやすい仕事は、日本食レストランやお土産物屋さんでの接客、レストランやカフェでの皿洗いのお仕事です。CBDの近いほどお給料が高くなる傾向があります。

◎ 世界で最も美しい湾を持つ都市の1つと言われていて、オペラハウスの近くにあるハーバーブリッジや、ボンダイビーチという世界的にも有名な観光地があります。

◎ 世界で最もビーチの多い都市の1つであり、オーストラリアに仕事や勉強を目的に来て、多くの人が最終的にたどり着く、最高の場所です!

◎ 他の国や都市とのつながりが多くあり、大都市の生活と、リラックスできるビーチの静けさの両方を体験できる場所です。

◎ いくつもの異なる国々、様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らす多文化都市です。

◎ シドニーは誰もが住みたい素晴らしい街です!なので、街は常に人が多いです・・・とはいえ、日本みたいな通勤ラッシュは無く、人で溢れているわけではないのでご安心を。

◎ 物価が高い都市です。最初は物価の感覚に慣れるまで大変かもしれません。特に家賃やペットボトルのお水は高額に感じます。

◎ 交通量はクレイジーです!バスやタクシーの運転が荒いことも多々あり。日本と違って、バスに乗るときには運転手にアピールしなければ止まってくれず、乗れません。また、ほんの数秒で変わる信号もあるのでご注意を!
シドニーにはアップダウンの激しい道が沢山ありますので自転車での移動は難しいです。

シドニーはどこにあるの?

シドニーはニューサウスウェールズ州に位置しています。とはいえ、どこだろう?って思いますよね。では、まずオーストラリアの地図を思い浮かべてみてください・・・で、大ざっぱに言うと、右下です!

20世紀、シドニーと並んで大きい都市であるメルボルンとシドニーは、オーストラリアの首都に選ばれるために都市通しで奮闘していました。長い議論を重ねても結果は出ず・・・最終的に、メルボルンとシドニーの中間に位置する都市、キャンベラが選ばれました。さすが、オーストラリア!考え方が柔軟です。日本では考えられないですよね〜。

その後、シドニーの都市インフラの近代化が進み、様々な国から人々がより良い生活を求めてシドニーに移り住みました。そういった背景があって、今の多文化都市、シドニーが形成されました。

さらに、2000年にはシドニーオリンピックが開催されて、世界中から注目を集めました。なので、シドニーはオーストラリアの中で最も有名な都市と言うことで、今は自他ともに認める大都市となりました。

シドニーの天気

オーストラリアは南半球に位置する国で、季節は日本と真逆です。つまり、日本が夏の時、オーストラリアでは冬ということになります。季節が逆なことも考えて、渡航を計画してくださいね。

オーストラリア=常夏なイメージがありませんか?実は違います!場所や都市によりますが、シドニーの天気や気候は1日で劇的に変わることがあるのです。起きたときには快晴でドライな良い天気!でも、午後には豪雨・・・なんてことも。

シドニーは温暖湿潤気候に属し、穏やかな夏とちょっとだけ寒い冬で、湿気がある亜熱帯と表現できます。海に面しているので、特に夏は湿度で暑さを強く感じる日もあります。暑さで溶けそうになる日もあります。

そして、ここで雨の日のアドバイスを。傘は必要ありません!と言うのも、雨だけでなく強い風も伴うので、傘を差しても壊れて意味がなくなるかもしれません。こういう時は、レインコートが一番です。

シドニーの夏(12月から3月末まで)

特徴は、暑い日々と予測不可能で短く激しい夕方に降る雨です。でも、夏に楽しむビーチでのバーベキューは最高!他にも、市内では多くのアクティビティがあり、夏は多くの観光客がシドニーを訪れる時期です。ちなみに1月が最も暑い月で、気温は40度を超えることもあります。サングラス必須です。

シドニーの秋(4月から5月末まで)

3月には涼しくなり始め、秋を迎えます。気温は少しずつ下がりますが、暑すぎず寒すぎず、とても快適です。雨の日もありますが、太陽が出る日はまだビーチやハイキングを楽しめます。

シドニーの冬(6月から8月末まで)

日本とは異なり、冬は6月に始まり、3ヶ月間ほど寒さが続きます。平均最低気温は約8度で、日照時間は短く、夜が長くなります。7月が通常、一年で一番寒い月です。北極から来る風は冷たいですが、晴れた日中は過ごしやすく、お散歩に行くのに最適です。

ちなみに、シドニーで雪が降ったのは今まで一度だけ、1836年の出来事でした。

サーフィンをしたくてオーストラリアにくる方々!冬は寒くてサーフィンできないのでは?と思いますよね。心配しないでください!冬はありますが、年間を通じてシドニーには常にサーファーが訪れ、季節問わず楽しめます♪

シドニーの(9月1日から12月末)

この時期の天気は完璧!雨はあまり降らず、気温は穏やかで、やや涼しい朝とやや暖かい午後になる日々が続きます。多くの市民や外国人がビーチに行って日光浴をし始め、「初泳ぎ」をします。通りにはジャカランダというパープルの色をしたスミレが咲きます。春の風物詩、とても綺麗なので、ぜひ見てみてください!

交通手段

「オパールカード」(日本で例えるならSuicaやICOCAのようなカード)を使うと、バス、電車、フェリー、市内のすべての公共交通機関で簡単に移動できます。カードの作成は無料で、市内の駅や売店などでチャージができ、移動距離によって料金が変わります。こんな素晴らしい特典も!週に8回利用すると、9回目以降の料金が半額になります。そして、日曜日はどこまで行っても2.5ドルです。ぜひ沢山観光に行きましょう!

また、Uberもよく使われている交通手段です。日本では飲食デリバリーとしてのUberはよく聞きますが、交通手段として馴染みはないですよね。簡単に言うとタクシーに似たサービスで、タクシーと比較して安いです。スマートフォンにアプリをダウンロードし、近くにいるドライバーを探します。配車手配ができたらあとは乗って目的地に行くだけ、簡単ですね!

シドニーのどこに住む?

シドニーに住みたいと考えている人によく聞かれます。「シドニーで住みやすいエリアはどこですか?」と。気になりますよね!この質問に答えてみましょう。

ダーリングハースト
カフェ、レストラン、クラブがたくさんあり、中心部に近い地区の1つです。住むのに快適なエリアで、家賃はシングルまたはシェアルームで週200〜300ドルの範囲が目安です。

シドニーの中心地
CBD(Central Business District)はビジネス街としてよく知られています。なので、あまり住む場所は多くなく、少し価格が高めです。でも、もちろんそこに住めれば中心地なので、便利なこと間違いなし!

サリーヒルズ
ダーリングハースト地区にあるので、ダーリングハーストと同じような雰囲気です。
ピルモントとウルティモは、CBDの西側に位置しています。学生が多くいる場所で、ウルティモにはアジア系の人々がかなりいます。スーパーマーケット、バーがあり、バスや電車など交通手段も便利な場所です。家賃は、週180〜220ドルが目安です。

レッドファーン&チッペンデール
CBDの南側に位置しています。ここも、多くの学生がいる地域で都市部に近いので便利です。家賃の価格帯はピルモントウルティモと同じくらいです。

グリーブ
多くのカフェやレストランがあり雰囲気がとても素敵な地域です!毎週土曜日には市内でも有名なフリーマーケットがあります。家賃は、シングルルームは週265ドル程の価格になります。

クージー
たくさんの魅力があるビーチエリアです。ボンダイよりも静かですが、夏には多くの人が集まります。シドニー市内や他のビーチに行くにはバスが便利で、家賃は週220〜270ドルくらいです。

ボンダイジャンクション
ボンダイビーチからバスで10分程の距離にあります。ショッピングセンターやスーパーマーケットがあるエリアで、駅と大きなバス停があります。家賃はボンダイビーチの価格と同じ感覚です。

ニュータウン
ビーチからは離れていますが、楽しめることがたくさんあります!多くの古着屋さんやおしゃれなカフェなど、独特な雰囲気がある街です。家賃は週約220〜280オーストラリアドルです。

マルブラ

ビーチエリアの中でも静かな場所の1つですが、市内からバスで約40分と少し離れています。家賃はシングルルームで週200〜270ドルの範囲です。

マンリー
ハーバーブリッジを越えた先にある街です。レストラン、バー、カフェ、サーフィンができるビーチがあります。シドニー市内に行く便利な方法はフェリーで、家賃は週200〜300ドルの範囲ですが、人が多く集まる夏が高くなる傾向があります。



シドニー 盛り上がるイベント特集♪

シドニーで体験できる最高のイベントをまとめました!お見逃しなく!!

1月:シドニーシティフェスティバル ハイドパークでは音楽、演劇、芸術などのさまざまなアクティビティを体験できます。

2月:旧正月 この期間は中国系移民によって旧正月を迎えるお祝いであふれています。

3月:全豪オープンサーフィン オーストラリアで有名な「オープンサーフ」が、マンリービーチで開催されます。サーフィン好きの方々は要チェック!

4月:スペイン映画祭 2週間の期間に、スペイン映画がいくつか上映されます。

6月:Vivid Sydney オペラハウスがカラフルにライトアップされる、鮮やか光の祭典です。20日間、街は光とカラフルなショーで溢れます♪

7月:ボンダイビーチにスケートリンクが開設される毎年恒例のイベントです。ビーチにアイスリンク・・・なんとも不思議な感じ!

9月:Sculpture by the sea ボンダイビーチからクージービーチの海沿いに彫刻などの作品が展示される美術展です。海岸沿いのウォーキングと、美術鑑賞の2つが同時に楽しめます!

12月:サブソニック 夏の到来とともに音楽の祭典が開かれます!

これからシドニーで生活する人へ アドバイス!

  • 共通語は・・・もちろん英語です。日本語は通じません。でも、一生懸命英語を話そうとすると、フレンドリーなシドニーの人々は理解しようと、耳を傾けてくれます!助けてくれた人には、笑顔で「Thank you!」を忘れずに。
  • シドニーに着いたらやってみたいこと、行きたい場所が沢山あるはず。「知りたい!」と思うのはもちろん良いことです。でも、まず着いてやるべきことはシェアハウスと仕事探し。この後、落ち着いて生活ができるように、やるべきことをまずはがんばりましょう。
  • 良いシェアハウスを見つけたら「ボンド」を支払うことが良いでしょう。内覧に来た他の人たちに気に入った部屋を取られる前にキープできるよう支払う、予約金のようなものです。

シドニーでのオススメスポット♪

旅行をして、新しい場所を発見するのはとても楽しいことです。シドニーでのオススメをまとめました!

シドニーオペラハウス 
2007年に世界文化遺産に登録されました。デーン・ヨルン・ウッツォンと言う建築家によって建設をされた、不思議な形をしたシドニーのシンボルです。

ボンダイビーチ
今まで何度もご紹介してきましたね!カフェや開放的な雰囲気を楽しんでください。

ボタニックガーデン 
この植物園はシドニー湾を囲み、オーストラリアの植物を見ることができます。なんと、入場料は無料!晴れた日のお散歩にいかがですか?

ロックス 
市内で最もヨーロッパの文化が反映された素敵な地区です。カフェ、レストラン、お土産物屋さん・・・街歩きを楽しんでください!

マンリー 
シドニーの中でも有名なサーフィンの街。オススメの1つは、フェリーで行き、サンセットを見ることです。
ロイヤル国立公園 シドニー郊外にある国立公園です。電車で1時間の距離にあり、ハイキングや自然を楽しめます。

ブルーマウンテンズ 
シドニーから電車で2時間、少し遠いですが有名なスリーシスターズと言うユーカリ林に囲まれた3つの岩を見ることができます。先住民アボリジニによって語られたお話も要チェック。もし歩くのが好きなら、探検してみてください!いくつかの滝を見ることができるでしょう。

パームビーチ 
シドニー周辺で最も美しいビーチの1つです。灯台に登り、広がる海の景色を楽しんでください。

ジャービスベイ
車で約3時間の距離にある自然公園です。世界で最も白く、美しい砂浜のハイアムズビーチに感動することでしょう!

モリセットパーク 
せっかくオーストラリアに来たら、カンガルーを見たいですよね!電車で2時間ほどの距離にあるモリセットパークでは、オーストラリアならではの動物を見ることができます!



シドニーと日本の時差 

外国で生活をするとなったときに気になるのは、時差ですよね。日本とシドニーの時差について、またオーストラリアとの時差を計算するタイムゾーンの仕組みを説明します。

まず、シドニーのタイムゾーンはGMT+10です。これは、イギリスにある経度緯度0度のグリニッジ天文台の標準時間より10時間進んでいることを意味します。さて、日本はGMT+9です。と言うことは、シドニーと日本は1時間の時差があり、シドニーの方が1時間進んでいることが分かりますね。

しかし!!時差が2時間になることもあるのです。どういうことでしょう??

「サマータイム」と言う言葉を聞いたことはありますか?英語ではDay light savingと呼び、夏の長い日照時間を利用して、時間を進める仕組みがあります。シドニーのあるニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州、オーストラリア首都特別地域が、サマータイムを取り入れている地域です。ちなみに、クイーンズランド州、ノーザンテリトリー州、西オーストラリア州はサマータイムを採用していません!

シドニー(ニューサウスウェールズ州)のサマータイムは10月の第1日曜日に始まり、4月の第1日曜日に終了します。なのでおおまかに言うと、シドニーが夏の時は2時間、冬の時は1時間と思えば、覚えやすいですね!

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